今回、ヤマハのグレードテストは初受験。(過去にコンサートグレードは受けてますが、ちゃんとした試験ははじめて。)
また、ヤマハ札幌センターへお邪魔するのも初めてだったので、とても緊張していました。
自分が通っていない教室に行って、知らないスタッフと先生に会うだけで、もう緊張しませんか?
この記事では、ヤマハ指導グレード5級の試験の流れや様子についてレポートします。
私のようにヤマハ生ではなく、初めてヤマハのグレードを受ける方が、少しでもイメージができたらいいなと思います。
いざ、出陣!
9時前に札幌駅に到着して、近くのカフェで勉強していました。
受付の締切時間は10時25分だったので、10時過ぎてから移動開始。
受付を済ますと、小さめの教室で名前が呼ばれるまで待ちます。
実技試験の雰囲気は?
実技試験は、グランドピアノが入った少し広めの教室でした。
試験管は男性と女性の先生2名で、かなりベテランの先生かなという雰囲気がありました。
(特に男性の先生が、入室するときから退室するまで、終始穏やかで優しい…)
先生たちの長机とピアノの距離は3mくらいでした。
視唱
ピアノの譜面台にすでに置かれている問題を15秒間で予見します。
先生が試験方法の説明をゆっくり読んでくださるので、実際には20~30秒予見できたと思います。
合図があり、開始音、または主和音をピアノで弾いて、歌いはじめます。
コロナ禍で特に指示がなかったので、マスクをしたまま歌いました。(確認してとれば良かった。。)
左側に視唱、右側にひきうたいの問題が1問ずつ印刷されていました。
実際の問題数もここで初めて知りました。
すべての科目において、大問が1問ずつでした。
ひきうたい
同じように、先生の説明を聞きながら予見します。
先生が話してる間は見ちゃいけないのかな?と思いつつもガン見。笑
伴奏づけ
視唱とひきうたいの問題の下に、重ねて用意されていました。
こちらもまた、左側が伴奏づけの問題、右側が移調奏の問題が印刷されていました。
メロディーを楽譜通りに演奏した後、伴奏をつけて演奏します。
移調奏
こちらも楽譜通りに演奏した後、指示通りに移調して演奏します。
実技試験後の講評(アドバイス)
試験が終わると講評をいただきました。
ネットの情報では、かなり厳しくダメ出しされるとあったのですが、そんこともなく、師事してる先生かのようにとっても温かくアドバイスいただきました。
筆記試験の雰囲気は?
実技試験が終わり、筆記試験までの待ち時間は30分程でした。その間、お手洗いに行ったり、自販機で飲み物を買ったりすることができました。
筆記試験を受験予定の人たち全員の実技試験が終わったら、筆記試験の教室に案内されます。
筆記試験は、聴音(20分)、楽典とコード進行法(60分)。
聴音
音源は、教室室内のエレクトーンから音が出されていました。市販のCDなどの音源よりは、低音が聴き取りやすかったです。
30秒間隔で、5回流れます。何回目の演奏か言ってくれるので助かりました。
解答用紙に下書きできるスペースがあり、5回聴いた後にゆっくり清書することができます。
試験開始から15分後。全員の解答が終わっていたので終了になりました。
休憩はなく、そのまま、楽典とコード進行法の試験が始まります。
楽典とコード進行法A•B
楽典、コード進行法A、コード進行法B、それぞれ大問が1問ずつで、試験時間は60分です。
コードの構成音をすべて書き出したりしても、時間が余るくらいでした。
早く終わった人から退室ができ、早い人は20分くらいで退室していました。
私は解答後一度見直しをして、40分ほどで退室しました。そのまま会場を後にしました。
ヤマハ指導グレード5級を受験した感想
- 予見時間は規定より長めなので、普段から規定の時間で練習すれば大丈夫
- 試験官の先生やスタッフの方は全然怖くない。むしろ愛に溢れている。
- スムーズな運営で待ち時間も短く、ストレスを感じなかった。
受験する人数が少なければ、待ち時間も少ない印象でした。
雰囲気が全くわからず突撃したので、必要以上に緊張してしまいました。合否がわかるまで3週間かかるようですが、実技は再度勉強が必要だと思います。
試験問題の中身については、情報漏洩とされてしまう可能性があるのでここでは控えたいと思います。
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