カワイデジタルピアノCA79を迎えて、半年が経ちました。
半年間、ほぼ毎日弾いた感想をシェアできたらと思います。
これから、デジタルピアノ(電子ピアノ)の購入を考えている方の参考になれば嬉しいです!
結論、買い替えて大満足。
結論から言うと、買い替えて本当によかったと思っています。
大げさに聞こえるかもしれませんが、CA79を弾くようになって、
毎日の練習がなんとなくの指の運動から、音楽的意味のあるものに変わりました。
その理由をご説明します。
ヤマハ アリウス(ARIUS)からの買い替え
前代の電子ピアノは、ヤマハのアリウスでした。
このピアノは、私が大学進学のときに一人暮らしをするために購入したもので、遊び弾き程度の役割しか担ってませんでした。
レッスンにも通っていなかったので、ピアノを弾くといったら、当時ハマっていたMr.Childrenの曲をさらうくらい。十分なスペックでした。
大人になってピアノのレッスンを再開すると、ショパンやシューマンなどのクラシック曲に取り組むようになり、やはり物足りなさを感じるようになりました。
どんな弾き方をしても、出てくる音は録音サンプリングの良い音。
スタジオへ足を運んで、グランドピアノをレンタルする機会が増えました。
また、私のライフステージの変化と共にアリウスちゃんは何度も引っ越しを経験して、次第に接触不良が起きるようになり、買い換えることになりました。
CA79のタッチやハンマーアクションの感触
いろいろなメーカーの電子ピアノを検討して、最終的に購入したのがカワイのデジタルピアノCA79。
どこのメーカーのハイエンド商品であっても、アコースティックピアノとは別のものということで、機能とコスパの良さで選びました。
CA79には、グランドピアノと同じ構造の木製ハンマーが搭載されています。
前代のアリウスちゃんと比べると、弾きやすさは雲泥の差。
ハンマーアクションで鍵盤が戻ってくる感覚があるので、細かくて速いパッセージは弾きやすくなりました。
CA79に買い替えてから、脱力もわかってきた
また、パワーが必要な、オクターブや和音、フォルテで弾くようなところも弾きやすくなりました。
以前はどうやってもそれ以上は鳴らない電子楽器を無理に鳴らそうとして力んでいたと気づき、それがわかると、脱力もだんだんとわかってきました。
脱力して良い音を出そうとすると、CA79はある程度応えてくれてる実感があります。
「ある程度」というのは、やっぱりグランドピアノを弾いたときには、弾きやすい〜!と思うのです。
なので、CA79での練習時は無理してテンポアップしないように心がけています。
大体レッスンに行くと、グランドピアノが弾きやすくて、家で何回やっても弾けなかったところが、普通に弾けたりするので。
今は、高校時代に取り組んでいたショパンの革命のエチュードを練習中ですが、このピアノで十分練習できるなと思いました。
アリウスちゃんのときには弾こうとも思わなかったです。(アリウスちゃん、ごめんね・・)
自分が目指す音楽に近づける楽器を選ぼう!
「楽器が良くないから、上手くならない」とは思わないのですが、楽器にもレベルがあって、自分にあったものを選ばないと上手くならないと思いました。
自分がどんな音色で、どんな音楽を奏でたいか?
そういう視点で日々の練習に取り組んでいれば、例え、普段電子ピアノで練習していたとしても、グランドピアノで弾いた時にもあまりギャップを感じずに弾くことができると実感しました。
CA79は本気で上手くなりたいという人におすすめできます。
また、初心者の方でも、いずれは、ボリュームがある曲を弾きたいという方には、おすすめのデジタルピアノです。
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