こんにちは、こころです☺️
先日、ずっと楽しみにしていた牛田智大さんのピアノリサイタルへ行ってきました♪
(ここでは親しみを込めて「牛田くん」と呼ばせていただきます)
彼のことを初めて知ったのは、たしか2012年ごろ。
テレビに“天才ピアニスト”として出演されていて、
「こんなに可愛くて、こんなにすごい子がいるの⁉️」
と驚いたのを、今でもよく覚えています。
あどけない笑顔と、10代とは思えない深い音楽表現に、胸をぎゅっと掴まれました。
その後、私自身がピアノから離れてしまっていたこともあり、彼のご活躍を見守る機会はなかったのですが…
ピアノを再開してから、2021年のショパンコンクールで久しぶりに彼の演奏を視聴。
舞台袖で見せたあの笑顔が、デビュー当時のまま変わらなくて、
「これからは応援しよう」と、静かに心に決めたのでした🍀
贅沢すぎる、極上のプログラム
今回のプログラムはこちらでした👇
- ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
- ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」ヘ短調 Op.57
- ショパン:12の練習曲 Op.10
もう……全部だいすきな曲ばかりで、幸せすぎました😭✨
ソナタ31番といえば、「のだめカンタービレ」にも出てきましたよね!(のだめファンです💕)
熱情も全楽章、そしてショパンエチュード全曲なんて…
「贅沢すぎる…!」と、心の中で何度もつぶやいてしまいました。
特にOp.10-2。これまであまり意識していなかった曲だったのですが、
牛田くんの演奏では、なんだか小さな蜂が飛び回っているような、いきいきした音が聞こえてきて…!🐝
すごく面白くて、思わず笑ってしまうくらいでした。
ショパコンから3年。進化した「革命のエチュード」
ショパンコンクールで聴いて心を打たれた「革命のエチュード」。
そのときの演奏はこちらです👇
https://youtu.be/CQ9-aNmLO3I?si=eYVdzkuec4YUC8kw
生演奏では、さらに音の密度が増していて、「音を集めている」という表現がぴったり。
1音1音がとても洗練されていて、まるで空気ごと振動させるような、そんな集中力を感じました。
ずっと聴いていたい。
何度でも、また聴きたい。
そんな気持ちになりました。
アンコールは夢のなかへ
アンコールでは、こちらの3曲が演奏されました🎶
- パデレフスキ:ノクターン op.16-4
- シューマン:ピアノ・ソナタ第1番 第2楽章「アリア」
- シューマン:トロイメライ
最初の2曲は初めて聴く曲でしたが、どちらもとても美しくて…。
パデレフスキといえば、ショパンのエディションでよく見かけますが、こんな素敵な曲を書かれていたんですね(失礼しました…!)
最後のトロイメライは、とろけるような時間でした🌙
心がほわっとして、夢のなかをふわふわと歩いているような感覚。
使用ピアノはヤマハの新モデルCFX
牛田くんといえば、ヤマハ。
今回使われていたピアノは、2022年に発売された新モデルのフルコンサートグランド「CFX」✨
音は、
まるくて、
やわらかくて、
あたたかくて、
それでいてキラキラ。
低音はどっしりとして、奥行きもたっぷり。
今回の会場は、実はピアノ演奏には少し難しいと言われるほど響きが独特なのですが、
それを感じさせないほど、美しくて立体的な音楽が響いていました。
「このホールで、こんな響きが出せるなんて…!」
と、ただただ感動でした。
何を書いても語彙力が追いつかないのですが、
とにかく、すばらしい時間でした。
牛田くんの音楽が、これからもたくさんの人の心を動かしていきますように。
そしてまた、次のリサイタルにも行けますように✨
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