はじめに
ピアノが大好きな気持ちはずっと変わらないのに、
子育てが始まると、なかなか思うように時間が取れない…。
そんなもどかしさを感じながらも、私はピアノを続けてきました。
もちろん、うまくいかない日もたくさんあります。
でも「それでも続けたい!」と思える自分の気持ちを大切にして、
できる工夫をしながら少しずつ前に進んできました。
今日は、子育てと両立しながらピアノを続けるために
私が意識している3つの工夫を、まとめてみたいと思います。
① 時間を作る工夫
まず一番大きかったのは、「時間の使い方を見直すこと」でした。
ピアノを再開したころは、
「まとまった練習時間を確保しないと意味がない」と思い込んでいて、
結局、何もできない日が続いていました。
でも、子育てしている今、そんな余裕はなかなかありません。
だから、5分でも10分でもいいから、ピアノに触れる、
そんなふうに考え方を変えました。
たとえば…
- 朝起きたらまず1曲だけ弾いてみる
- 子どもがお昼寝したら、すぐピアノの前に座る
- できなかった日があっても「また明日」と思う
こんなふうに、小さな時間を拾うようにして、
ピアノとの距離をできるだけ近く保つようにしています。
② 練習スタイルを柔軟に
「完璧な練習」を目指していた頃は、
思うように弾けない自分に落ち込むこともありました。
でも今は、「今できることをやればいい」と、
もっと肩の力を抜いて練習できるようになりました。
たとえば、
- 今日は左手だけ練習
- 今日は1小節だけ音を拾う
- 弾けなかったら、録音を聞くだけでもOK
そんなふうに、練習のハードルをぐっと下げています。
ピアノに限らず、続けることって、
「完璧じゃなくても、やめないこと」なのかもしれませんね。
③ モチベーションを保つ工夫
どんなに工夫しても、
やる気が出ない日や、落ち込む日もあります。
そんなときに支えになったのは、
小さなゴールを設定することでした。
たとえば、
- 〇月までにこの曲を1曲仕上げる
- グレードテストや発表会に申し込む
- ブログやSNSで練習記録をつける
こうした小さな目標を決めて、
達成できたら自分を思いっきり褒める。
それだけでも、モチベーションがぐっと上がりました。
ピアノはすぐに結果が出るものではないけれど、
続けたぶんだけ、ちゃんと音になって返ってきます。
まとめ
子育て中にピアノを続けるのは、
本当に簡単なことではありません。
でも、「ピアノが好き」という気持ちがあれば、
どんなに小さな一歩でも、それは確かな前進だと思っています。
これからも、焦らず、あきらめず、
ピアノと一緒に歩んでいきたいです。
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